「マッチングしたのに?!」 こいのわカフェ成婚カップルインタビュー シェラトングランドホテル広島(雅庭Bar)前編 |
2019年11月「こいのわカフェin シェラトングランドホテル広島(雅庭Bar)」でマッチング,成婚されたお二人にお話をうかがってきました!
今回は,当日とマッチング後のフォローを担当されたこいのわボランティア浜崎純枝さんに同席していただきました。
Tさん(夫)・Kさん(妻)
【婚活をはじめた理由】
Q.婚活イベントに参加されたきっかけは?
Tさん
年齢のこと,出会いがなかなかないので参加しました。初めて参加したのは30歳,そこから2.3年空いて,結婚したいという気持ちで活動を始めました。
Kさん
知人の婚活イベントに誘われて参加したのがきっかけ。そのあと,こいのわのチラシをもらって参加するようになりました。そろそろ相手を探したいなと思って。
Q.こいのわカフェに参加されてどうでしたか?
Tさん
こいのわのイベントは,お店のチョイスがいいですね。何回か参加させてもらったけど,そのあと個人的に行った店も何軒かあります。
あと,いいも悪いもいろいろ経験しました。女性が選ぶイメージがあって,それにフラストレーションがたまった時期が正直ありました。
Kさん
カフェが多い印象。相手を探すのはもちろん,新しいお店を開拓するという動機もありましたね。
Q.イベント当日,参加される際に心掛けたことはありますか。
Tさん
スーツだと堅苦しくなりそうなので,ホテルという場にあう服装を心がけて,ジャケットで参加しました。
浜崎さん
こげ茶のジャケットでしたよね?
Tさん
よく覚えてますね~。
Kさん
私はワンピース。ホテルが大人なイメージなので,落ち着いた男性がきそうと思ってました。
あのときのイベントは,最初,私は補選で,ぎりぎりになって1人キャンセルが出たらしくて,来ませんかというメールがきました。
もうこれは行くしかないなって。
浜崎さん
運命の繰上げ当選!ですね。
【第一印象】
Q.お互いの第一印象はどうでしたか?
Tさん
どう言葉で表現していいかわからないけど,Kさんとはすっと入れた感じ。空気感というか。飾るような話もせず,でも盛り上がりましたね。
Kさん
Tさんはおいしいお店を知ってて,一緒に連れて行ってもらえるかなあと思って。
一番目に留まって,服装もおしゃれな感じ。男性の中で一番,どっしり落ち着いた感じでした。話しやすくて,自然体でいれたのが大きかったです。
【マッチングしたのに?!】
Q.イベント当日,お引き合わせが当日できませんでした。浜崎さんから「どうしましょう?!男性が帰られてしまいました」と電話がかかってきたことをよく覚えています。
Kさんが残っていらっしゃるなら,お相手が帰られたことを伝えて,月曜日にセンターからおふたりにメールをしますと言ったんですよね。
浜崎さん
あのとき,マッチング結果を1回しか読み上げなかったんです。その一瞬を聞き逃したら,もう1回言ってくださいとは言いづらいので,連呼したり紙に書いたりすべきでした。
Tさん
あれは完全に僕の落ち度だと思っています。結果発表のとき,2組しかマッチングしなくて,その2組の中に入るわけはないと近くの席で盛り上がって,そのために聞き逃して帰ってしまいました。
Kさん
トイレにでも行かれたのかなと思ってました。番号発表は大きい声で言われていたので,座っているエリアで聞こえ方が違っていたのかもしれないですね。
浜崎さん
彼女がおひとりで座っていらして,えーっと思って。他の参加者やお店の方も心配して,男性トイレまで見に行ってもらいました。
Tさん
マッチングしていなかったと思い込んでホテルを後にしました。彼女との話は盛り上がっていたので,ここまでいい雰囲気だったのに,マッチングしてないのか!と,やけ酒で飲みに行った記憶がありますね。
浜崎さん
無駄に振られたような気持ちになったんですよね。
センター
月曜にお二人にメールをお送りしたら,レスポンス早くて,お返事をいただいた記憶があります。
Tさん
そりゃあもう,しまったと思って。彼女は待っていたわけじゃないですか,悪いことをした,これはもう詫びないといけないと思いました。
こっちは勝手に帰っているので,勝手に帰った奴になんでもう1回あわんといけんねんみたいな話になってもしょうがない,ちゃんと伝えるしかないと,自分から連絡をとりました。
ちなみに今までこんなことはあるんですか?
センター
お引き合わせできずに帰られたことはありますが,成婚されたのはおふたりが初めてのケースです。
Tさん
これが共通のエピソードになりましたね。
Kさん
マッチングしたけど,やっぱりちょっと違う,やめようという意味で帰られたのかなと不安でした。自分が聞き逃してごめんなさいとメールをもらって,誠意をすごく感じられて安心しました。
浜崎さん
それから1週間後くらいに会われましたよね。
Tさん
そうです,早い方がと思って。
帰ってしまったという落ち度があるので,1回会ってこいつだめと思われても,とにかく謝ろうと思ってました。
(←早いアクションは絶対必要!!誠意と好意はわかりやすく伝えないと!)
Kさん
素直に謝ってくれるところがすごく誠実だと思いました。
【最初のデート】
Q.そのときはどちらに行かれたんですか?
Tさん
○○○のイタリアン。たまたまビュッフェ形式で。
その時の彼女は,よく食べるなという印象でした。自分がお代わりすると,同じ量だけとってたんで,僕にあわせて気を遣っているのかと。
Kさん
素が出せる人だと思いましたね,気を遣ってたんじゃなく本当に食べたいから(笑)でした。
【お付き合いはいつから】
Q.おつきあいすることになったのは出会ってからどれくらいですか。
Tさん
早かったですね,1ヶ月くらいで。
Kさん
12月15日です。
浜崎さん
ちゃんとお付き合いしてくださいって言われるのも誠実な印象でした,改めて交際を申し込まれると安心しますよね。
Kさん
うれしかったです,ちゃんと告白してもらって。
3回目のデートで,その日,三瀧寺から宗箇山へ登山に行ったんです。帰りにお疲れ様のお茶して,広島市内の夜景が見えるところで,「つきあってください」と言われました。
Tさん
なんか今日だなと思ったんです。イメージでは,美味しいものを食べに行った帰りになんて想像してたんですけど。
登山の後で,お互い疲れ切って,登山の格好でしゃれた感じでもなくて,でも,今日言わないとだめじゃと思いました。
センター
登山はおふたりとも以前からされてたんですか?
Tさん
僕は初めて
Kさん
私が登山サークルに参加して登るのが好きになって,なかなか一緒に登る人もいなかったんです。
よかったら一緒にって誘いました。私の趣味につきあってくれるところもよかったです。ふたりで楽しめることが幅広くなるかなあと思って。
宗箇山山頂 宗箇山から見た太田川放水路
浜崎さん
お付き合いしてくださいと言われて即答でしたか?
Kさん
はい,即答でしたね。多分,「お願いします」って言ったと思う。
Tさん
彼女からは,もうひとこと言われました。出会ってからの期間が短いじゃないですか,
「誰でも,はい付き合いますっていうわけじゃない」とぼそっと言われた。
センター・浜崎さん
誰でもいいんじゃなくて,Tさんだからっていう意味でしょう!!
【連絡の頻度は】
Q.おつきあいするまで,LINEなど連絡の頻度で気をつけたことはありますか。
Tさん
ちょこちょこ,彼女からLINEが来てたんですよ。よく来るなあと思ってました。
(それはうれしいという意味ですよね(笑))
ほんと他愛のないやりとりでした。
Tさん
彼女が華道やってて,花の写真や作った料理の写真とか送ってきてました。
浜崎さん
それはご自分のことを知ってほしいという意味なんですよね?
Kさん
はい,普段はこんなことしてますみたいな感じで。
Tさん
逆にそうやって送ってくれるので,こちらも送りやすかった。
(LINEを見返してくれるTさん,前回のHさんもだけど,マメさポイント高いです!)
今見返してみると,お互い写真を送ってますね。
運命の繰上げ当選,そしてマッチングしたけれど,お引き合わせできなかったお二人。
でも,交際にいたったのはその後のお二人の行動がポイントかもしれません。
この続きは後編で!