「会った時に話のネタがなくなったら困るから、ネタは取っておいてください」こいのわカフェ成婚カップルインタビュー 【オンライン】Cafe&Gallery Puu…前編 |
2021年2月【オンライン】こいのわカフェ with Cafe&Gallery Puu…でマッチング、成婚されたお二人にお話をうかがってきました!
実は、コロナ禍の影響でなかなかお会いできずに、二年越しにお会いすることができました!!
Yさん(夫)・Mさん(妻)
Q.婚活イベントに参加されたきっかけは
Yさん
きっかけは、職場と家の往復で出会いがなくて、よいご縁があればと思って参加しました。
民間の婚活イベントやこいのわのイベントなどトータル10回くらいは参加しました。
Mさん
私も出会いの場がなかったので。以前、テレビでこいのわの映画が紹介されていて、それが記憶に残ってました。いざ婚活と思った時、結婚相談所はちょっとハードルが高くて。ネットで調べたら、気軽に参加できそうだったので申し込みました。ですが、思い切って活動を始めようとイベントに応募したときに、ちょうどコロナ禍になってそのイベントが中止になったんです。実際に会うにはコロナのリスクもあり、それからしばらくは婚活はせず、オンラインイベントになってから申し込みました。イベントにはたくさん参加しないと出会いはないものだと思ってましたが、2回目のイベントで彼に出会いました。
Q.オンラインこいのわカフェの感想は?
Mさん
リアルと比べると、画面越しでは雰囲気がわかりづらい!と感じました。どんな人なのか掴みづらかったです。実は、マッチング投票のとき、第一希望ですごく迷って。
センター
それはお話して大丈夫?
Yさん
ちゃんと聞いてます(笑)。
Mさん
確か5対5で、別の方とも楽しくお話ができたけど、その方は結婚相手というより友達っぽいかなと思って。
Yさんは、固い感じだったけど、私の話題に合わせてくれて、会話のテンポも合わせようとしてくれたのが印象に残ってて、第一希望にしました。
Yさん
画面を通してなので、人間性みたいなものはわかりづらいなと感じました。Mさんとは、番号が同じで、なんかすっと入れたんです。第一印象がよかったです。
Mさん
Zoomに早く入った人は、メインルームにそのまま写っていたんですけど、彼、ずっと姿勢良く座ってて。
姿勢の良い人。最初そんな印象(笑)
Yさん
あれは緊張してたんよ。
Mさん
オンラインだと背景の設定に個性が表れたりするので、そこは面白かったです。人となりが出てるようで。
彼は、部屋を映してたんですが、ちゃんとしてました。つきあってからわかったんですけど、背景を考えて机を動かしてたみたいです。私は自分の部屋で、画面には映らないところで4匹の猫が周りにいました。
部屋から参加だとリラックスはできるけど、まだZoomに慣れてない頃で、スマホの画面を何度もスクロールするので難しかったです。
ボランティアさん
ちょうどコロナ禍のとき、オンラインイベントしかなかったときですね。
*オンラインイベントのスケジュール*
Q.そのときのお互いの印象を教えてください。
Mさん
真面目そう、実直そうな感じ(笑)でした。会話をリードしてくれました。
Yさん
清楚で話しやすい感じ。明るい雰囲気だったと思います。
お二人
もう、記憶がおぼろげ(笑)。
Q.こいのわカフェのマッチング後、最初のデートについて教えてください。イベントから何日後位でしたか?
Yさん
オンラインイベントのあと、1週間後に会う約束をしたんですけど、前日に受けたコロナの抗原検査で疑陽性になってしまって。あと少しで会えるというタイミングで、職場から電話があって。彼女にそのことを連絡してそのまま帰りました。
Mさん
待ち合わせの駅に着く5分くらい前に連絡がきたんです、今日は会えなくなりました、と。
センター
ドラマみたいですね
Yさん
実際にお会いできたのは、それから1週間後です。待ち合わせして、いったんカフェでコーヒーを飲んで、ふくろうカフェに行きました。
Mさん
事前に、私にデートプランを決めてほしいと言われてたんです。彼はずっと一人で決めて一人で行動してきたから、人に決めてもらうのが新鮮だから、店を決めてほしいって言われたんです。まだ直接会ったこともないのに、早くから気持ちをオープンにしてくれる人なんだなと。
動物好きなので、気になってたふくろうカフェに行きました。ふくろうも可愛かったですが、ふくろうの撮影に夢中なYさんも可愛かったです。撮影に夢中になる前に、「少し写真を撮る時間をください」と一言あったので、私のその間は気を遣わずに自由に過ごしました。
Yさん
趣味がカメラなので、一眼レフを持っていって写真も撮りました。
Mさん
実際に会ったら会話の流れはどうしようかと思っていたけど、彼のほうから笑顔で明るく、まずはカフェに行きましょうかと言ってくれたので、私もその明るさで気持ちが上がりました。あとは自然に会話が続きました。
Yさん
会うまでの二週間、LINEで結構やりとりをしてたのでそのおかげです。
*カメラのほかに、過去にはトライアスロンなど多彩な趣味のYさん*
Q.おつきあいするまでのLINEの頻度やタイミングなど気をつけたことがありますか。
Yさん
僕の仕事がシフト制なので、毎日一往復くらいからスタートしました。徐々に回数が増えていった感じですね。
LINE通話も交えながら。
Mさん
マッチングの後、連絡手段を聞いてくれたのが印象的でした。最初は電話番号だけ交換したので、「これから連絡させてもらおうと思うんですけど、どんな連絡手段がいいですか。いきなりLINEだと負担ですか」ってSMSで聞いてくれて。
お互いどんな人かわからないから、SMSだとすぐ切れるという安心感もあって、最初はSMSでした。
彼からくる連絡は内容も返信しやすくて、終わるタイミングもわかりやすかったですね。いつまでやりとりしたらいいんだろうっていう面倒くささがなかったです。程よいところで、「僕はこれから他のことをするので、ゆっくりお過ごしください」と言ってくれるので、ラクでした。
センター
最初のすり合わせが重要ですね。次にあう約束を決めたら、それまで連絡をとりあわなくてもいいと思う男性もいらっしゃるようです。
Mさん
それはそれでラクですが、仕事の事務連絡とは違うと思うので、連絡がなかったら何でないの?って思っちゃいますね。
Yさん
僕はある程度連絡とりたいほうなので、会う日まで連絡しないのができないです(笑)。会うまで何もないと緊張の度合いが違ってくるような気がします。相手のことを知っておいた方が、お互い安心できると思います。
安心して会ってもらいたいので。
Mさん
まだ会ってもないのに、勤務のシフト表を送ってきてくれて(笑)、連絡がなくても今日は夜勤だなとか。私から連絡していいタイミングもわかるのでよかったです。毎日連絡をとろうと思って送ってくれたのかなって。
でも、情報開示が早いので、もう私を信用してる?あまり私を疑ってこないけどいいのかな?と、私のほうが心配してました(笑)。
Yさん
リスクはあるけど(笑)、自分からださないと相手も公表してくれないので、そこは思い切りが必要なんです。
Mさん
勇気ある行動で面白いなと思いました。
センター
それは嫌ではなかったんですよね。
Mさん
全然嫌ではなかったですが、もし私が悪い人だったら、どうするんだろうって。なんだか面白い人だなと。
最初の頃、彼は、自分のことを口下手だと言ってて。確かに最初のあいさつ程度の内容から話が進まないんです。なので私からいろんな話題を振るんですが、「実際に会った時に話のネタがなくなったら困るから、まだあまり話さないでおきましょう、ネタは取っておいてください」って言うんです。
Mさん
文字のやり取りでも、ネタはとっておいてくださいって話を止めるくらいなのに、会うまでに電話でも話をしましょうということになって。でも話のネタをとっておいてって話を止めるのに、いったい何を話すんだろうと思いました(笑)。
で、電話したら案の定、「会ったときにネタがなくなると困るんで」ってやっぱり言うんです(笑)。
結果、2時間電話してました。その2時間のほとんどを彼が話してました。途中、彼が今何時って聞いてきたので、2時間経ちましたと伝えました。すかさず、さっき口下手って言ってましたよね?と確認もしました(笑)。
Yさん
自分でもあれって?思って。彼女だから喋れたんだと思います。
Q.おつきあいすることになったのは出会ってからどれくらいですか。
Mさん
一か月もたってなかったと思います。
そのころ、仕事の休みがたまたま私と一緒のタイミングで、週1で会えてました。2回目はマリーナホップに行って、その次くらいだったかな。
結婚を前提に付き合ってくださいって言ってくれました。わかりやすくてホントよかったです。友達からって言われたらどうしようかと(笑)。
センター
結婚を前提にと言ってもらえると、安心できますね。
Mさん
そうなんです!もっと、深いことも話をしていけると思いました。
そこからは、早かったです。こそこそ付き合うのは嫌だから、私の両親に早く会いたいって言ってくれて。
GWには私の両親に会ってOKをもらったんですけど、その頃に実は彼のお母様が反対をしてることを聞いたんです。それまで彼が一人で心に秘めててくれてたみたいで。
Yさん
なかなか難航しましたけど、がんばらなきゃと思ってました。
Mさん
なかなか状況は好転しないし、先が見えないしで、喧嘩も増えました。
あまり様子がわからなくて、本当に話してくれてる?ってつい言っちゃったり。
Yさん
結構なやりとりをしましたね。
Mさん
結婚するつもりでいるのに、反対されているので引っ越し先も決められないし、職場にも言えない、何も進まないみたいな感じでした。
うちの父親はせっかちなので、「どうなっとるんか?」というのを陰で母がなだめてくれてたり。
そういう時期がありました。
センター
お母様の反対が変わったのは?
Yさん
何度か一人で実家に帰って話はしてました。
反対の理由は年齢差と学歴が違ったのもあって。僕は専門学校卒で、彼女は大卒なので、実家が田舎なので割と気にする傾向があるんです。
Mさん
彼の根気強い説得もあって、11月中旬にやっと会う機会を作れたのですが、とりあえず会ってもいいよみたいな感じもあったので、冷たい感じだったらどうしようと思っていたら、ご挨拶したとたん、お母様が笑顔になって。
Yさん
母親だけ広島にきてもらって、実際に会って真理さんのひととなりがわかったんだと思います。
そこからはすんなりでしたね。
ボランティアさん
お二人がすごく自然な感じなんです。お母様が反対されていらっしゃると聞いていたけど、きっとうまくいくんじゃないかなと思ってました。
センター
実際にMさんにお会いされて安心されたんでしょうね。
Mさん
その時、お母様と楽しくお話をして、今度家にいらっしゃい、お父さんにも会って!と言ってくださって、11月下旬にYさんの実家にうかがいました。寒いところだから服装とか気にせず暖かくしておいでとのお母様の言葉に甘えて、モコモコの暖かい恰好で行きました。雪降ってました。
お家に伺ったとき、次は両家の顔合わせをセッティングしてねとお母さんが言ってくださったんです。
そこからは早くて、12月中旬に両家の顔合わせ、婚姻届けは1月1日に出しました。
Q.お互いの好きなところ、尊敬するところはどこですか。
Yさん
昨日いろいろ考えたんです。結婚して2年、あらためて考えて、言葉は短めですけど。
笑うととんでもなくかわいい。シンプルです(笑)。
Mさん
私はいろいろあるんです。(メモに書いてくださってる!!)
食事は何を作っても喜んでくれるところ、料理があまり好きじゃないので、すごく助かります。
Yさん
彼女は料理上手!僕は、一人暮らしで自炊してたとはいえ、やっつけのご飯だったので、毎食美味しいご飯をいただいています。
Mさん
昨日、尊敬するところの項目で少し揉めたんです。彼が「Мさんの尊敬する所はない」って言うので(笑)。はっきり言い切るので清々しくもありましたが。
センター
じゃあ、いいなと思うところでどうでしょう?
Mさん
よく、男の人は買い物につきあうのがいやっていう話を聞くんですけど、指輪を選ぶ時も積極的に考えてくれて、洋服を買う時も一緒に選んでくれます。
普段、私の気持ちを盛り上げようと歌ってくれたり、気持ちを乗せようとしてくれます。
どっちかっていうと、彼は頑固で短気だけど、最近は、納得いかなくてもどうにか合わせようとしてくれるところ(笑)。
洗濯物の干し方も、きっとこうじゃなくてもいいのにと思っても、私に合わせてくれます。
Yさん
最初「?」と思ったけれど、慣れてしまえばね(笑)。あと、彼女の実家の猫も個性があって人間みたい。
Mさん
実家の猫も可愛がってくれます。4匹のうち、3匹は人に慣れないんですけど、初めて彼に会わせたとき、猫のほうから彼に寄って行ったので、びっくりしました。不思議でしたね。
彼ひとりで私の実家にお寿司を買っていってくれたりと気楽に訪問してくれるので息子のようだと母が喜んでます。
あと、家事は分担しないと回らないものだと思っていたけど、自然に回ってます。私ができないところやゴミ出し、私が書いた買う物のメモを見つけると、それを買っておいてくれたりします。
私のことをよく見てくれてる気がします。
センター
よく見てるからMさんがしてほしいことがわかるんでしょうね。
Mさん
マイペースにさせてもらってます。今日は面倒だなと思ってご飯作らなくても彼は何も言わないです。
「何で今日はできていないの?」という雰囲気を感じたことは一度もないんですよ。
Yさん
一人暮らしのとき家事がしんどい時があったので、彼女がしんどい時もあるからできるほうがやったらいいと思ってます。
ボランティアさん
お二人の話を聞いていると、結婚っていいな、こんな巡りあわせがあるんだなと思います。
Mさん
独身のとき、結婚した友人から、家事に関して愚痴をよく聞いてたんです。結婚=大変のイメージがあったけど、そうじゃなかったのでびっくりしてます。
今は、結婚って楽しいと言っちゃいます(笑)。想像と違いました。
センター
では、Mさんの言葉を受けて、Yさんはいかがですか。
Yさん
尊敬してます(笑)。こんな機会がないとしない話ですし、どうやら、僕のことを僕以上にわかってくれてるなと思いました。
言葉にならないですね。
最初から波長があったおふたり
「ネタがなくなるので話さないでおこう」とYさんが言った電話からすべてが始まりました。
後編では、結婚を決めた理由や結婚後のおふたりについてお話をうかがいます。
Mさんとスタッフの女子トークでは、つっこんだ深いお話までお聞きします。後編へ続く・・・